共働きなので子どもが病気のときなどは、夫婦で協力して乗り切っています (30代女性/臨時職員)
更新日:2018年4月6日
プロフィール
- 性別:女性
- 年代:30代
- 居住地:前原
- 家族構成:本人(30代)、夫(30代)、長女(7歳、小1)、長男(4歳、幼稚園年少)、次女(2歳、保育園)
勤務情報
- 雇用形態:臨時職員
- 業務内容:図書司書
- 勤務地:二丈
- 勤務年数:1年
- 勤務日数・時間 :週に5日/12時30分から16時30分 (4時間/日、20時間/週)
- 年収:約65万円(約5万円/月)
- 社会保険:扶養の範囲内
- 休日: 土曜日・日曜日・祝日・学校が休みの時
- 通勤手段:車
- 職場の駐車場:あり
- 通勤時間:15分
一日のスケジュール
6時 |
起床、朝食、子どもにご飯を食べさせる |
7時20分から7時55分 |
子どもの送り出し |
8時 |
掃除、買い物、晩御飯の下ごしらえ、昼食 |
12時10分 |
出勤 |
12時30分から16時30分 |
仕事 |
17時30分 |
子どもを迎えに行き、帰宅 |
18時15分から20時30分 |
晩御飯、片付け、宿題見る、お風呂、就寝準備 |
20時30分から21時 |
子どもの寝かしつけ |
22時 |
洗濯、明日の準備、お弁当などある場合は仕込み |
23時から23時30分 |
就寝 |
一週間のスケジュール
月曜日 |
仕事 |
火曜日 |
仕事 |
水曜日 |
仕事 |
木曜日 |
仕事 |
金曜日 |
仕事 |
土曜日 |
休み |
日曜日 |
休み |
Q1.今の勤務先を選んだ理由は何ですか?
A.学校の司書になるのが夢だったからです。学生時代私が一人で悩んでいた時、それを感じ取った学校の司書の先生が一冊の本を渡してくれたんです。その本との出会いのおかげで自分の考え方が変わり、前向きになれました。その経験から、自分も同じようにできたらと学校の司書の仕事に憧れていました。働くなら自分のやりたいことをと、この仕事を選びましたね。
まだ子どもが小さく、通勤時間や勤務時間などを考えると糸島で働くこと以外考えられなかったので、糸島市で司書の仕事を探しました。糸島市のホームページに図書館司書の臨時職員のことが書いてあり、そこから教育委員会に登録し募集を待ちました。
「仕事の様子 図書カバー作成」
Q2.仕事をするにあたって、課題となったことはありますか?
A.一番下の子が保育園に入れるかどうかが一番のハードルでした。子どもを預けて働くからには、自分が安心して預けられる保育園を選ぶことが条件だと思い、糸島市内ほぼすべての保育園の見学に行きました。希望の保育園が見つかっても、定員の関係ですぐに入れませんでした。保育園に入れない間は、教育委員会から図書館司書の募集があっても、諦めなければならなかったのでつらかったですね。
「スケジュール管理」
Q3.働いて良かったと思うことは何ですか?
A.働いてよかったと思うことは、たくさんの人と関われたことですね。働いてもうすぐ1年、ようやく周りの先生や生徒と信頼関係が築けてきました。色々な人と話すことで自分の視野が広がったり、生徒とのやり取りの中から育児のヒントを得たり、働いて人と関わることで、自分が成長するいいきっかけになりました。地域の知り合いが増えたので、地元のおいしいお店などの情報交換ができたり、子育てや防犯の面で助かったりするのもよかったです。
また、生徒との話の中で「図書委員になります」「司書の仕事に興味があります」と言われたときは、うれしかったです。
Q4.家事や育児の協力者は?
A.夫です。出張でいないとき以外は、保育園バスの乗り場まで送ってくれたり、風呂掃除、ゴミ出しなどしてくれたりします。お互いの両親が遠くに住んでいて気軽に頼ることができないため、子どもが病気になった時などは大変ですね。職場に休みをもらったり、夫に休んでもらったり、病児保育を利用したりして、この1年夫婦で協力しながら何とかやってきました。
度々休んでしまうことに対し「職場に迷惑をかけているのでは」と悩んでいたのですが「やれるようにやろうよ」と言ってくれた校長先生の存在は大きいですね。
Q5.家事、育児、仕事のバランスをどう考えていますか?
A.バランスをとるために一番意識にしていることは、「完璧になりすぎない」ことです。「しないといけない」と思うと、できないことがストレスになるので洗濯たたみや細かい掃除などは、できる時にやればいいと考えるようにしています。その分、食事作りや子どもたちとの会話は大切にしていています。自分の中で優先順位をつけて、忙しいながらもバランスをとることができています。
「作り置きの様子」
Q6.職場であったら働きやすくなると思う制度はありますか?
A.結婚前に働いていた総合病院の中に、従業員専用の365日利用可能な託児施設がありました。365日フル活動という総合病院の勤務形態に合わせた託児だったので、子どもを預けて働く人はとても働きやすそうでした。だから、職場に子どもが預けられる場所があったらいいなと思います。
制度に関して希望することは、すべての人にとって育児休暇や子どもの看護休暇、介護休暇がもっと取得しやすくなることですね。女性だけでなく、男性も育児休暇を取得したい人は多いはずです。女性の多い職場で男性が抜けにくかったり人員不足だったりなどの理由で、なかなか取得が難しい状況を目にします。すべての人が取りやすい制度に変わったらいいなと思います 。
Q7.今後はどんな働き方をしたいですか?
A.今後は子どもの成長とともに、勤務時間を延ばしたり責任ある仕事に挑戦したりしていきたいと思っています。働くことを通じて自分も成長したいので、常にチャレンジしていきたいですね。「家庭も大事にしながら、自分の人生も大事にする」そんな働き方が理想です。