職場の柔軟な対応で、ライフステージに合わせた勤務形態を選択しています (50代女性/パート)
更新日:2018年4月6日
プロフィール
- 性別:女性
- 年代:50代
- 居住地:前原
- 家族構成:本人(50代)、夫(50代)、 (子どもは2人、独立しています。)
勤務情報
- 雇用形態:パート
- 業務内容:接客、企画、事務
- 勤務地:前原
- 勤務年数:15年
- 勤務日数・時間 :週に4日/8時30分から17時 (7.5時間/日、30時間/週)
- 年収:約130万円(約11万/月)
- 社会保険:本人が加入
- 休日: 土曜日・日曜日・月曜日・祝日
- 通勤手段:バイク
- 職場の駐車場:あり
- 通勤時間:10分
一日のスケジュール
7時 |
起床、天気がよければ洗濯 |
7時45分 |
朝食、出勤準備 |
8時10分 |
出勤 |
8時30分から17時 |
仕事 |
18時 |
買い物 |
19時 |
夕食の準備 |
19時30分 |
夕食 |
23時30分 |
就寝 |
一週間のスケジュール
月曜日 |
休み (家事、買い物、自分の時間) |
火曜日 |
仕事 |
水曜日 |
仕事 |
木曜日 |
仕事 |
金曜日 |
仕事 |
土曜日 |
休み(家族と過ごす(お出かけ、買い物、外食)) |
日曜日 |
休み(家族と過ごす(お出かけ、買い物、外食)) |
Q1.今の勤務先を選んだ理由は何ですか?
A. 今の職場に就職したのは15年前。長女が小学校2年生、長男が幼稚園の年長さんの時でした。当時、公民館でサークル活動をしていて、そこで出会った方からお仕事を紹介していただいたのがきっかけです。結婚以前も接客業をしていたので、経験を活かせる仕事だなと思いました。また、たくさんの人に関わることに興味があり、「頑張りたい」と思いやってみることにしました。 職場が家から近いというのが一番の決め手でした。「天神や博多の方が時給が高い」と福岡市内へ通勤する人もいるようですが、通勤時間の拘束を考えると、自由に使える時間を確保する方が私にとってはメリットでした。 また、職場の人やお客さんは糸島に住んでいる方が多いので、地域の生活情報を得ることができます。多くの人に関わる仕事だからこそ、情報もたくさん入ってきていいですね。
「職場の様子」
Q2.仕事をするにあたって、課題となったことはありますか?
A.近くに両親がいなかったので、子どもが病気をした時が不安でした。しかし、子どもの病気や学校の行事、役員の集まりなど、家庭を優先して休める職場だと説明を受け、安心して就職できました。
幼稚園の延長保育がなく、週に3回、1日3時間のパートからスタートしました。勤務日数や時間など、職場の柔軟な対応もあって働くことができました。
Q3.働いて良かったと思うことは何ですか?
A.もともと知らない人に会うことが好きで、仕事で様々な方にお会いできるのがよかったです。人との出会いを通じて、いろんな人の知識や価値観を学べます。自分はもちろん、それを子どもに伝えることで、子どもにも学びになったと思います。
また、職場の同僚は10歳くらい年上の人が多く、話や悩みを聞いてくださり心強いです。皆さん、似たような悩みを乗り越えてきていて、子育て中は子育ての悩みを話し、最近は親の介護の話をしました。経験を踏まえたアドバイスは、同年代の友人よりも的確です。働いていないと、なかなか年代の違う方と知り合う機会はないと思うのでよかったです。
Q4.家事や育児の協力者は?
A.子どもが独立し、夫婦二人の生活になってからは、家事のほとんどは私が担当しています。私が病気で体調を崩した時には、洗濯や料理などは夫がしてくれます。
Q5.家事、育児、仕事のバランスをどう考えていますか?
A.長男の高校入学を機に週5日、フルタイム勤務の嘱託職員になりました。週5日働き、週末は家族と過ごしていると自分の時間が十分にとれません。そこで、5年ぐらいして勤務形態をパートに変更してもらい、出勤日数を減らしました。休みの日に図書館で興味のあるテーマの本を借りて読んだり、インターネットで調べたりするのが楽しい時間です。
忙しい時は、無理をしてまで家事をしません。夫婦二人だと洗濯は毎日しなくてもそんなにたまりません。携帯の天気予報アプリを見て、天気がよかったら朝洗濯をします。私が残業で帰宅が遅れると、夫は自分でご飯を作って食べています。圧力鍋は時短料理に便利ですね。土日は出かけることが多く、掃除は平日の休みの日にまとめてしています。
「天気予報アプリを見る様子」
「時短料理に便利な圧力鍋」
Q6.職場であったら働きやすくなると思う制度はありますか?
A.父親である男性の産休、育休を義務化できたらいいなと思います。職場には独身の人もいます。その人たちが結婚休暇や産休、育休を取りたい分だけ取れるよう、仕事を分担できるシステムが整うといいですね。現状は一人で顧客を抱えており、仕事を分担するのが難しいです。これから子どもを育てる世代が、休みを取りやすいシステムに変えていきたいです。
Q7.今後はどんな働き方をしたいですか?
A.年老いても、糸島の住み慣れた家から離れずに暮らしていきたいです。遠方に住む子どもの家に身を寄せたり、施設に頼ったりせず、自宅で暮らし続けることができるような地域のシステムがあるといいですね。現在、関連する仕事に携わっており、今後の自分のためにも今の仕事を頑張りたいです。夫が仕事を退職したら、夫の趣味を手伝いたいので、その時は勤務日数や時間など職場に相談したいですね。
やりがいのある仕事だから、これからも長く続けていきたいです。