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自営だからこそ出会えた人脈が、私の仕事を形作る (40代女性/自営)

更新日:2018年4月6日

プロフィール

  • 性別:女性
  • 年代:40代
  • 居住地:前原
  • 家族構成:本人(40代)、長男(11歳)、次男(9歳)

勤務情報

  • 雇用形態:自営業
  • 業務内容:サービス業(広告物の制作、糸島産などの商品のネットショップ販売など)
  • 勤務地:前原
  • 勤務年数:1年
  • 勤務日数・時間 :週に5日/10時から18時 (7時間/日、40時間/週、160時間/月)
  • 年収:約250万円(約20万/月) 
  • 社会保険:本人が加入
  • 休日: 土曜日・日曜日・祝日
  • 通勤手段:車 
  • 職場の駐車場:あり
  • 通勤時間:5分(状況により自宅で仕事の場合もある)

一日のスケジュール

6時30分

起床

7時

子どもを起こす、朝食、子どもにご飯を食べさせる

7時40分

子どもの送り出し

8時

家の片付け、洗濯、身支度

9時

ちょっと休憩

10時から

仕事開始

 

メールチェック

 

梱包・発送作業

13時

昼食

13時30分

資料作成・打ち合わせ・商談

17時45分

仕事終了

18時

次男の児童クラブお迎え

18時30分

夕食支度開始

19時30分

夕食

20時30分

片付け・お風呂など

22時00から

PCで仕事チェック

24時以降

就寝

一週間のスケジュール

月曜日

仕事

火曜日

仕事

水曜日

仕事

木曜日

仕事

金曜日

仕事

土曜日

休み( 少年野球対応、私用(買い物など))

日曜日

休み( 少年野球対応)       

Q1.今の勤務先を選んだ理由は何ですか?

A. 以前から広告やチラシの制作・印刷の仕事に携わっていて、引き続き自営でやっていきたいと思い、独立しました。自営だと時間の調整ができて、子どもを見ながら仕事ができると思ったのも理由です。
海外向けに糸島の商品をインターネットで販売していますが、糸島で仕事をしていると、周りのことを気にかけて糸島全体を良くしようという方が多いと感じます。そのような方々と仕事ができるのがうれしいです。
また、子どもが通う小学校は、先生方がすべての子どものことを把握し、保護者や近隣の方もいろんな子どものことを知っています。人数が少ないからこその利点だと思いますし、安心感があります。
仕事をしている様子(自営)
     「仕事をしている様子」

Q2.仕事をするにあたって、課題となったことはありますか?

A.一番はお金の面です。シングルマザーだし、就職か自営か迷いましたが、私のポリシーは「やる前に諦めないこと。悩むくらいならまずはやってみよう」。それが原動力で、トライしてがんばってだめだったら、その時に就職を選ぼうと考えました。
独立後はよく人に相談するようになりました。考えても時間が過ぎるだけなので、とにかくいろんな人に会ってアドバイスをもらい、課題をクリアにしています。

Q3.働いて良かったと思うことは何ですか?

A.人との出会いに尽きます。自営でよかったのかはまだ正直分かりません。ただ、働くことで子どもにお金の大切さを教えることができるし、自営だからこそ人との関わりはとてもありがたく、出会えた方々にいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
海外への販売は1人でできることは限られますが、周りに相談するとアイディアを出してくれたり人を紹介してくれたりと、一緒に私のイメージに近づけてくれます。ゼロから自分で企画を練って、イメージしていたことが最終的に形になったときはうれしく、やりがいを感じます。人との出会いがあるからこそだと思っています。

Q4.家事や育児の協力者は?

A.近くに住む両親です。お迎えに間に合わないときは、児童クラブに迎えに行ってもらったり、私が仕事で外出がある時や子どもが風邪を引いている場合に見てもらったりしています。
近隣の方も私をいつも気にかけてくれて、精神的にとても助かっています。子どもが少年野球に入っていますが、その親御さんたちにもとてもお世話になっていて、感謝しています。
子どもたちは洗濯物を干したり、お風呂掃除をしたりとお手伝いに協力的です。洗濯物をたたむのは100回くらい言わないとだめですけどね。
手軽な食事(自営)
 「忙しいときに手軽に栄養がとれる食事」

Q5.家事、育児、仕事のバランスをどう考えていますか?

A.今は仕事が6割くらい占めているので、子どもたちには申し訳ないと思うときもありますが意識的に目を向けています。普段から大切にしていることは、「子どもと会話する」「一人の人間として子どもと接する」「家のことを子どもに相談する」この3つは大切にしています。
家事は手を抜いています。毎日家をきれいにしておくのが理想ですが、子どもがいると部屋は散らかってしまうので、全部をきちんとしよう、こうでなければいけないという考えは持ちません。ご飯作りも手を抜くときもあります。きつくてできないときは食器も洗わないで寝ます。家事は今のままでいいです。
理想はもっと育児の時間を大切にすることです。寂しい思いをさせていると思いますが何も言わないんですよね。でも仕事で遅くなって20時、21時に帰ると玄関まで走ってきてスリスリしてくれます。そういう姿を見ると土日の少年野球はなるべく見に行こうと思います。行ったら喜びますし。触れ合えるのも小学生までと思うと、なるべく一緒にいたいです。
レンジ用温野菜容器(自営)
   「レンジで温野菜ができる容器」
コードレスクリーナー(自営)
「気付いたときに手軽に掃除ができるコードレスクリーナー」

Q6.職場であったら働きやすくなると思う制度はありますか?

A.以前、子育て応援企業で働いていたことがあり、子どもが病気のときも休みやすく、すごく働きやすかったです。仕事の内容は制限されるかもしれませんが、働くお母さん目線の子育て応援企業が増えてほしいです。
また、女性だから男性だからこうであるべきというのは好きではありません。個人個人ができることを生かし合って協力できる社会になればいいなと思います。

Q7.今後はどんな働き方をしたいですか?

A.自分を含め、みんながハッピーになれる働き方をしたいです。仕事の時間が大きなウェイトを占めないようにしたいです。休日もメールチェックなどして仕事のことを考えてしまうので、オンとオフのメリハリをつけて自己管理していきたいです。
今の仕事で言えば、クリエイティブな分野は完成するまでのアイデアやデザインに費やす時間など目に見えない仕事があり、金額に反映しにくいところがあります。その部分を、仕事の早い段階で発注先の方に対し、しっかりと説明できればいいなと感じています。
そして、糸島市の仕事は、糸島市民でもっとやりたいです。市外に外注しなくても市内でチームのようなものを作って、少しずつでもやっていけたらいいですね。
糸島市にはクリエイターやカメラマンなど実力のある人がたくさんいます。ママトコにもポテンシャルが高い人がたくさんいます。みんなが集まるからこそできる仕事があるし、大きな仕事もできると思っています。糸島市に引っ越してくる人が、福岡市に行かなくても糸島市内で働く場所があるんだと思ってもらえるようになればいいなと思います。